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ブルワリービレッジ長寿蔵《伊丹市立美術館周辺の素敵なお店》

2010 年 11 月 29 日 3,426 views No Comment

古い蔵の趣を残した“和製ビアホール”

伊丹市立美術館から南へ、少し歩くと行き当たるのが「伊丹酒蔵通り」。
長屋を再現した飲食店舗などが連なる通りは、
かつて酒蔵が点在した“清酒発祥の地”にふさわしい風情が漂います。
中でも、酒蔵通りのシンボル的存在となっているのが、『ブルワリービレッジ長寿蔵』です。
創業460年、日本の酒造メーカーの中でも最古の歴史を誇る
小西酒造が手がけるレストランとして、15年前にオープン。
以来、地元はもちろん、週末ともなれば美術館やホールを訪れた帰りの人々でにぎわいます。
元酒蔵を活用したフロアは、太い柱や梁をそのまま残した、開放感たっぷりの空間。
入口付近にビールの醸造設備も備え、まさに「和製ビアホール」といった趣です。

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飲み比べも楽しい、個性際立つ一杯が勢ぞろい

多彩なビールがそろうメニューを見ると、思わず目移りしてしまいそうですが、
あれこれ試したいなら、店内で自家醸造する
「白雪地ビール」4種のテイスティングセット(780円・各100ml)がおすすめ。

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さわやかな飲み口の「ブロンド」、にコクと甘味がある「ダーク」、
香りが華やかな小麦のビール・「ブロンシュ」、
お米で醸造した女性に人気の「香雪」と、個性的な味わいが一度に楽しめるお値打ち感が魅力です。

さらに、ベルギービールは、本国以外では初登場となる「ヴェデット」など定番の6種に加え、
「お好きな方には、裏メニューもまだまだたくさんありますよ」と、支配人の亀岡志郎さん。
未知の味との出会いも楽しみの一つです。
また、今年は、創業460年記念として限定の幸民麦酒(700円・330ml)も登場。
日本で初めてビールを醸造した幕末の蘭学者・川本幸民のレシピを元に醸造された一杯で、
国産ビール誕生のロマンに思いを馳せてみてはいかがでしょう?

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バラエティに富んだお酒に合わせて、料理のメニューも和・洋を問わず幅広いラインナップ。
素材に吟味を重ねたひと皿の中でも、圧倒的な人気No.1が、
ベルギーの郷土料理・ムール貝の白ワイン蒸し(ナチュラルM1300円・S 900円)。
「これほど上質のムール貝はなかなかないはずです」と胸を張る自慢の一品は、
ポテトフライとともにいただくのが本場のスタイルです。

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また、チーズのコクと芳しい酒粕の香りが調和する名物の白雪特選酒粕ピザ(880円)や、
地ビールで牛肉をじっくり煮込んだカルボナード(1260円)など、
酒蔵ならではの趣向を凝らした一品も印象的。
杯が進むこと請け合いです!

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ギャラリー&ショップで酒蔵の町を満喫

食事の後は、レストランの2階もお見逃しなく。
併設の「ブルワーリーミュージアム」は、江戸から昭和まで約200点の酒造道具を展示。
伝統的な酒造りの歴史を伝える貴重な史料は、見ごたえがあります。
さらに、お隣のショップでは、レストランのメニューにあるものを含め、日本酒やビールの品ぞろえが充実。
最近は、日本酒の風味を活かしたパウンドケーキやキャラメルといった、“酒スイーツ”も人気だとか。
酒蔵の町の醍醐味が満喫できる、伊丹ならではの一軒です。

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取材・文:田中慶一


ブルワリービレッジ長寿蔵
住所:伊丹市中央3-4-15
Google Map
電話:072-773-1323
時間:11:30 ~ 22:30(L.O 21:30)
休み:第2火曜、年末年始
URL:http://choujugura.com/restaurant/

伊丹市立美術館で現在開催中の展覧会は『丸沼芸術の森所蔵 ベン・シャーン展 線の魔術師』

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