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たいめいけん《三井記念美術館周辺の素敵なお店》

2010 年 8 月 30 日 7,084 views 2 Comments

創業昭和6年、古き良き日本橋の面影を残す老舗洋食店の粋

日本橋を訪れたら一度は行ってみたい老舗洋食店「たいめいけん」は、
コレド日本橋(旧東急百貨店)の真裏に店を構えています。
変わりゆく街の景観をよそにそこだけゆったりと昭和の香りを残すモダンな建物。
1階は老舗の味を気軽に楽しめる洋風食堂。
名物のオムライスにエビフライ、コロッケ、ハンバーグといった定番料理が、
庶民的な価格で味わえるとあって昼夜を問わず行列が絶えません。
2階は本格的なレストランで、デミグラスソース一つとっても倍の手間をかけ、
吟味された素材を使ったこだわりの味を提供しています。
1階2階どちらにもそれぞれの味と魅力があり、作家の池波正太郎氏が愛した店としても有名です。

1階

たいめいけん 1階


2階

たいめいけん 2階



新しいことにチャレンジしながら伝統を守っている

毎月替わるランチョンマットは創業当時からのもの

毎月替わるランチョンマットは創業当時からのもの

老舗の味を支える総料理長でもあり、三代目を受け継ぐ茂出木浩司さんにお話を伺いました。
「若い頃はもっと新しいことをやりたいと思ったこともありました。けれど伝統の味を楽しみにいらっしゃるお客様のために変えてはいけない部分もある。」と。デリの販売や、空港弁当、機内食、他企業とのコラボ商品などを展開する一方、本店では初代からの伝統の味を頑なに守り続けています。「とにかく美味しい料理を作って多くのお客様に喜んでいただきたい。その思いだけは時代が変わっても同じなんですよ」。この店が人気店であり続ける理由は、こんな心意気にあるのかもしれませんね。


美味しいものを少しづつ、洋風小皿ランチのお楽しみ

単品だけで80種以上あるという豊富なメニューの中から今回お勧めしたいのは、
「たいめいけん」を代表する料理が9種類も楽しめる洋風小皿ランチです。
基本的には定番で、季節に合わせて毎日少しづつ内容が変わるというのも嬉しいですね。
これは「年をとると沢山は食べられなくなる。量が少なくていろいろ食べられる工夫はないか」
というお客様の声をヒントに生まれたそうで、
今でも「たいめいけん」の人気を支える名物料理となっています。
お味の方はどれもが、手間をかけて丁寧に作られているなぁと実感できるものばかり。
とろとろに煮込まれたビーフシチューに、クリーミーなコロッケ、コキール、
自慢のローストビーフの深い味わい…。
「三代目たいめいけん」のラベルを冠したオリジナルビールと共に、じっくりと味わいたい。
美術館の帰りに立ち寄って、下町の情緒をたっぷり堪能していただきたい名店です。

1週間かけて煮込んだデミグラスソースのビーフシチュー

1週間かけて煮込んだデミグラスソースのビーフシチュー


洋風小皿ランチ

洋風小皿ランチ 3,000円(2階レストランにてAM 11:00 ~14:00 全部で9種の日替わり)
国産牛ローストビーフ、ビーフシチュー、カニクリームコロッケ、蟹のコキール、鴨のテリーヌ、鴨のブラックペッパーソース、海鮮マリネ、冷製かぼちゃスープ、コールスロー、デザート



取材・文:稲垣栄里


taimei06たいめいけん
東京都中央区日本橋1-21-10
Google Map 
1F 年中無休 平日・土曜 11:00~21:00(20:30 LO) 
       日・祭日 11:00~20:30(20:00  LO)
2F 日曜・祭日定休 昼の部 11:00~15: 00(14:00 LO) 
          夜の部 17:00~21: 00(20:00 LO) 

03-3271-2463(1F) 03-3271-2464(2Fご予約) 03-3271-2465(代表)
URL:http://www.taimeiken.co.jp/


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2 Comments »

  • Camus said:

    9月下旬の祝日の夕方、三井記念美術館で京蒔絵を楽しんた後、お腹ペコペコ状態で訪ねました。まずは「よくぞこんなに素敵なお店を紹介くださいました!いつもありがとうございます(感激の涙)」と申し上げたいです。紹介文に「下町の情緒をたっぷり堪能していただきたい名店」とあるのに掲載されている写真はとても洗練された店内の様子。少し???と思っていたのですが行ってみてわかりました(なお、私は1階にしか行ってませんので1階に限っての感想です)。
    掲載写真はそのままですが、漂っている空気・店員さん・お客さんすべてで醸し出している雰囲気が昔よき時代の食堂チック・・・そうそう、これが下町の情緒かぁ・・・と目がハートになりました。女性の少し無愛想で声の小さい店員さん(スタッフではなく、このお店ではそう呼びたいです)にお勧めを伺いましたら「たんぽぽオムライス」「エビフライ」「クリームコロッケ」と各50円の「ボルシチ」「コールスローサラダ」とのこと。展覧会へ行こうさんがお勧めされていたオムライスとエビフライを選び、ボルシチは各人、コールスローサラダは「エビフライについているので1個でいいです」と、はにかみながら非常に的確な示唆をくださってそのとおりにしました。女子2名で半分こしていただきましたが、美味しいは量は多いわ、少々冷めても美味しさは変わらずと感激。お値段も関西の老舗洋食屋さんに比べてリーズナブルで大満足でした。大阪にありましたら全品制覇したくなるメニュー。またいつか、紹介くださっている2階の洋風小皿ランチにありつきたいです。素敵なお店のご紹介をありがとうございました。

  • 55museum (author) said:

    >> Camus様

    こちらこそいつも丁寧なご感想ありがとうございます。
    とても具体的に書いてくださるのですごく参考になります!

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