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お茶と雑貨の店 ハaハaハa《サントリーミュージアム[天保山]周辺の素敵なお店》

2010 年 7 月 28 日 4,307 views No Comment

大阪港に残る貴重な昭和モダン建築

サントリーミュージアムから、南へ少し歩いた大通り沿い。
地下鉄が海底に潜り始める辺りに、タイル張りの洋風建築がぽつりと佇んでいます。
「地下鉄の車窓からこのビルはいつも見ていて、ずっと気になっていたんです」
というオーナーの神木美保さんと田中知佐子さんは、開店前、南港近辺の会社に勤めていた元同僚。
8年前、お店の物件を探すにあたって、好奇心半分で訪ねたところ、
「ちょうど入居募集を再開したところで。縁があったんですね」と振り返る。
この天満屋ビルは、回漕店の社屋兼住宅として1935年(昭和10年)に竣工。
角を丸くした建物のシルエットや丸窓など、昭和モダンの香りを残す意匠は大阪でも貴重な存在。
遠方から訪れる建築ファンも多いとか。古めかしい木製のドアを開けると店内は開放的な高い天井。
ラウンド型になった角は一面窓がはめ込まれ、かつてはバルコニーとして使われていたそうです。
柔らかく陽が差し込む空間には、時代を経た建物ならではの穏やかな空気が満ちています。

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気持ちも和むお手製メニューが充実

お客は近所の常連さんがほとんどとあって、のんびりした雰囲気。
サントリーミュージアムのスタッフや展覧会帰りのお客さん、
時に対岸にあるUSJの外国人スタッフも訪れ、にぎやかな話し声が心地よく響きます。
ランチ時のお目当ては、看板メニュー自家製ハハハヤシライスのセット(ドリンク付き850円)。

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「ハaハaハaという店名ともうまくつながって、語感も良かったので」というネーミングのユニークさも、
店の顔としてふさわしい一品です。
2人で試行錯誤を重ねたルウは、玉ネギの甘みと牛肉のコクが優しく染み渡る、心和む味わい。
ご覧の通り、ボリュームたっぷりですが、すいすいお腹に収まります。
ティータイムには、自家製レモンカード(バター)を使った、レモントーストや、
手作りのケーキなど個性的なサイドメニューもそろっていて、時間を問わず楽しめるのがうれしいですね。


周辺には気になるギャラリーも点在!

店内では、クッキーやスコーンなどの焼菓子と共に、文具やボタンなどの雑貨も販売していて、
2人が自作したアイテムも多いそう。
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実は、ハヤシライスのプレートや、ぽってりしたコーヒーカップなど、
味のある食器も神木さん自ら焼いたもので、もちろん購入可能です。
フロアの奥にはギャラリースペースも併設し、毎年恒例の「近代建築写真展」をはじめ、
月ごとに企画展やイベント、フリーマーケットなどを開催しています。
さらに、この周辺はギャラリーや雑貨店が点在するエリア。
近隣のお店が集まって、「天保山 みなアート会」を結成し、
天保山一帯でイベントやワークショップも行っています。
店内には、界隈で開催中の企画展や催しの情報などが満載。
展覧会帰りに、このお店で思わぬ楽しみに出会えるかもしれません。

取材・文:田中慶一


hahaha07お茶と雑貨の店 ハaハaハa
住所:大阪市港区海岸通1-5-28 天満屋ビル2F
Google Map
電話:06-6576-0880
時間:7:30〜18:00 土・祝 11:00〜
   ※7〜9月は7:30〜14:00、土・祝 11:00〜16:00
   (期間中、営業時間変更の場合があるため事前にHP・電話にて要問合せ)
休み:水・日曜
URL:http://www.tapo.jp/blog/


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