ルーシー・リーいろいろ《もっと知りたい!展覧会》
本日開幕した『ルーシー・リー展』。
昨日、内覧会にお邪魔いたしましたので
展示風景を一部ご紹介いたします。
うつわが360度ぐるりと見れるように工夫されてあったり、
ルーシー・リーがハンス・コパーやバーナード・リーチに宛てた手紙もあり
見応え充分。とても充実した展覧会です。
また、ファンにとって嬉しいのは昨年の『U-Tsu-Wa』展でも流れていた
サー・デイビッド・アッテンボローがルーシー・リーにインタビューした映像が再び見れること!
ご覧になった方は同意していただけると思うのですが、
この中のルーシー・リーがとてもチャーミングなんです。
昨年、一回見ているにもかかわらず今回、2回も見直してしまいました。
まずはウィーン時代の作品から。
こちらは形成期とくくられた時代の作品。
まるで宝石のようにも見えるボタンたち。
釉薬のレシピノートなど資料も豊富。
こちらは円熟期の作品。色使いがほんとに素敵です。
グッズも思わず買いたくなるものがたくさんで私もつい散財してしまいました・・・。
今回のポストカードやポスターに使われている写真は
なんと写真家、鈴木心さんの撮り下ろしらしいです(一部除く)。
鈴木心さんは女優、坂井真紀さんの旦那さんとしても有名?ですね(ミーハー情報)。
うつわ自体ももちろん素晴らしいのですが、
女性が生涯ものを作り続けていく、その生き方にも惹かれます。
『ルーシー・リー展』は6月21日まで、国立新美術館で開催中です。
その後、益子陶芸美術館、MOA美術館、大阪市立東洋陶磁美術館、パラミタミュージアム、
山口県立萩美術館・浦上記念館に巡回しますのでお見逃しなく!!
下記はルーシー・リーの作品が見れる海外のサイトです。
・Galerie Besson
ロンドンのGalerie Bessonでも5月3日から6月3日までルーシー・リー展が開催されるようです。
・MoMA
・Metropolitan Museum of Art
・Victoria and Albert Museum
・British Council
・James Graham & Sons, Inc.
・Aberystwyth Ceramics Collection and Archive
あと調べてたら、アメリカ合衆国の蛍光灯を使った作品で有名なDan Flavinが
ルーシー・リーに捧ぐみたいな作品を作ってることを発見。
初めて知りました。
Dan Flavin waddington galleries
編集部:森 優子
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