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ポンペイいろいろ《もっと知りたい!展覧会》

2010 年 3 月 29 日 2,261 views No Comment

ポンペイ。

発音しやすいこともあってか!?日本人にも馴染みのある地名。

関係ないですが日本でウケるには発音のしやすい名前が重要ですよね。

ホアキン・フェニックスが日本でマイナーなのは名前のせいだと思ってます。

ただ、フェルメールなんて海外でそのまま発音しても全然通じないですが・・・。

さてさて、2010年6月13日(日)まで横浜美術館では

『ポンペイ展 世界遺産 古代ローマ文明の奇跡』が開催中です。

遺跡の中には入れないもののGoogleのストリートビューでもちょこっとだけ遺跡が見れちゃいます。

ポンペイのストリートビュー

ポンペイが1763年頃からその姿をあらわして以来、

有名なところで言えばゲーテもモーツァルトもスタンダールも

この地を訪れ創作意欲を掻き立てられたと言われています。

モーツァルトがイシス神殿を訪れたことが「魔笛」制作のきっかけになったとも。

スタンダールも
「旅先で私が見た一番の不思議はポンペイだ。ここに立つと、古代世界に運ばれたような気になる。普段なら証明された事実しか信じないような人間も例外ではない。ただそこにいるだけで、どんな学者よりもポンペイのことをよく知っているような気になる。」
と語っていたようです。

スタンダールの時代はまだ遺跡の風化も今ほどはすすんでいなかったでしょうから

より古代の雰囲気を味わえたのでしょうね。

この遺跡の風化や観光客によるイタズラ被害もあって現在発掘は中断されているようです。
(単なる財政難という説も)

個人的には、公衆浴場が4つもあった(1つは未完成)、

居酒屋もいっぱいあったということに親近感をおぼえるのですが、

他にも、お金持ちは食事を横になりながら摂ったこと(片肘をつきながらってかなり食べにくそう・・・)、

性に対して非常にオープンだったこと、バイセクシュアルはノーマルなことだったということにも興味津々。

それを証明する壁画もいっぱいあるようです。

やっぱりキリスト教以降なんですかね、厳格になってきたのは。


公衆浴場ですが、今でいうスーパー銭湯的な感じで店舗や運動場(パレストラ)も併設されていました。

浴場の内訳ですが、プールのある冷浴室、体温よりもやや高い温浴室、ボイラーに一番近い熱浴室があり、

まず温浴室に入り、次に熱浴室で汗をかき、冷浴室で身体を冷やし、

再び温浴室か熱浴室で暖めるという順番だったようです。

だいたい午前中に労働して昼ご飯食べた後、お昼寝して午後からは公衆浴場等に繰り出すというのが

ポンペイの人たちのライフスタイルだったようで、かなり羨ましいです。

まぁ、それもこれもポンペイが気候と土地に恵まれて豊かな農作物を生み出すことができたからでした。


79年8月24日、ヴェスヴィオ山の噴火によって火山灰に埋もれてしまったポンペイ。

ゲーテはこんな言葉を残しています。

「多くの災害が世の中には存在するが、これほど後世の人々に喜びを与えたものはなかったろう」

編集部:森 優子


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