Home » 美術館周辺の素敵なお店, 関西

ビクトリー《国立国際美術館周辺の素敵なお店》

2010 年 2 月 28 日 5,295 views No Comment

—創業85年。中之島界隈で最古参の喫茶店—

中之島にある国立国際美術館周辺は、商都大阪の中心をなすビジネス街。
特に最寄駅の肥後橋界隈は新しいお店の開店も多く、注目のエリアとなっています。
大きく変わりつつあるこのエリアで、1925年に創業した『ビクトリー』は、美術館から土佐堀川を挟んでちょうど向かい岸。界隈でも最古参の老舗として85年、変わらぬ雰囲気で周辺のサラリーマンやOLさんに親しまれています。
当初、屋台からお店を始めた創業者が、終戦後すぐの1946年に土佐堀通沿いに店舗を構えたのがお店の始まり。店内に架けられた当時の写真を見ると、ハイカラな当時のお店の様子がうかがえます。
20年前、大通りからちょっと外れた路地に場所を移し、現在は2代目店主の足達さんが一家で切り盛りしています。

victory01 victory02


—ユニークな一品が人気! 20種以上の手作りサンド—

victory03界隈では、サンドイッチのおいしい店としておなじみのこちら。
戦後、初代が店の名物にと考案した看板メニューは、バリエーションが増え続け、今や20種以上に。
軽くトーストしたパンに挟む具は、パティを手ごねして作るハンバーグをはじめ、すべて一から手作り。
できたての温かいサンドイッチは瞬く間に評判を広げ、近くにあるYMCAや英会話学校の講師など、外国人のお客さんにも好評を得ているそうです。

中でも人気は、カツ、ハム野菜、ツナが入った定番の三色サンド(コーヒー付き800円)や、分厚いカツを挟んだジューシーなカツサンド(コーヒー付き650円)。特に、揚げたてのカツは、柔らかいお肉とケチャップソース、マスタードがぴりりと効いて、後味もあっさり。
「値打ちあるでしょう」と言う、足達さん自慢の一品です。


さらに、大きなイカのフライが目を引くカトルフィッシュサンド(コーヒー付き700円)は、30ほど年前に考案されたこの店ならではのオリジナルサンド。「ビールのお供に、家でイカフライを作っていた時にひらめいたメニュー。思わぬところからできるもんですね」と足達さん。当時、他にないインパクトのあるアイデアが評判を呼び、一躍人気メニューの仲間入りを果たしました。
最近では、2,3年前に登場したしそ風味のチキンカツサンドが女性客に人気だとか。今も、ユニークな一品が増え続けているようです。

victory04サンドイッチとはいえ、いずれもボリュームたっぷり。
それでも、もっと食べたいという食いしん坊さんには、追加注文専用の1/2サンドを。“全部は無理だけど、もうちょっとだけ”、という要望を満たす気遣いが心憎いですね。
慌ただしい街の中で、路地奥のこじんまりしたお店は、静かで落ち着ける空間。
新しいお店や注目のスポットが登場する界隈ですが、時にはこんなお店で、少し街の時間を遡ってみるのもいいものです。

取材・文:田中慶一


victory05<ビクトリー>
住所:大阪市西区江戸堀1-23-31 Google Map
電話:06-6441-4147
時間:7:00 〜 19:30
休み:日曜、祝日


ページTOPへ戻る▲

コメント投稿欄

以下のタグが使えます:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">