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東山PINE《京都国立博物館周辺の素敵なお店》

2010 年 1 月 28 日 11,612 views No Comment

—町家改装カフェと博物館との意外なつながり—
「窓から博物館のレンガ建築が見えるのがこの店ならでは。夜のライトアップもきれいですよ」とは、店主のshinさん。4年前、築100年の町家を改装した店内は、床の畳を剥いだ以外はほとんどそのままの佇まい。以前は、旧い民家や銭湯を改装したカフェで人気の「さらさ」にいたshinさん。床板を壁の装飾に使ったり、古い木の電柱をカウンター席にしたりと古材をうまく利用し店は、「さらさ」のオーナーでもある岸本氏によるデザインだそう。博物館正門と向かい合うお店は、三十三間堂や豊国神社など見どころの多いエリアだけに、観光のお客さんも多いそう。現在は改装中で一時見えなくなっていますが、威風堂々たる博物館の姿を望める絶好のロケーションです。


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「この建物の土台はちょっと変わってるんですよ」と言われて見ると、床からのぞいているのは褐色のレンガ。博物館のレンガは120年前のものだそうで、お店の建物ができた年とほぼ同じ。「ひょっとすると博物館のレンガが使われたのかも知れないですね」とshinさん。この辺りの町家はみなレンガが使われているそうで、この界隈と博物館は意外な縁でつながっているようです。

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—家庭の味を楽しめる名物の自家製ハンバーグ—
落ち着いた古風な空間には、shinさんが趣味で集めていたプレイモービルや。知人の描いた絵などが飾られ、まるで自宅を訪ねたかのような雰囲気が漂います。自家製のメニューも店の雰囲気に似つかわしい家庭的な味わいです。中でもハンバーグサンドやロコモコ(750円・コーヒー付きセット1000円/〜14:00)の煮込みハンバーグは、shinさんのお母さんのレシピを元に手作りする看板メニュー。優しく溶け合う玉ネギの甘味と肉汁の旨味、あっさりした後味は、どこか懐かしい、ホッとなごめる一品です。

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カフェタイムには自家製ケーキと注文を受けてからドリップするコーヒー(450円)をぜひ。「うちの自慢です」というコーヒー豆は上京区の人気自家焙煎店『カフェ工船』から。深煎りの香ばしい風味とコクのある味わいは、「冷めてもおいしいんです」とshinさん。ブレンドはなくストレートのみで、時季によって変わる豆の違いを味わうのも楽しみの一つ。暖かい季節には、縁側の席で小さな庭を眺めながらいただくのも、この店ならではです。


店内で2ヶ月に1回、ライブも開催されるほか(※次回は2月7日15:00〜)、ギャラリーのように店の壁を使った展示も行われるそう。時にはウクレレ教室や朗読劇など、不定期のイベントも。「できる範囲でのんびりやってます」というshinさんの朗らかな人柄もあって、展覧会帰りのお客さんはもちろん、地元の人々にも親しまれる憩いのスポットです。

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取材・文:田中慶一


<東山PINE>
住所:京都市東山区大和大路七条上ル 京都国立博物館正門前 
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電話:075-525-5185
時間:12:00〜17:30
休み:月曜、第2・4火曜 ※不定休あり


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