渡辺千尋 -復刻の聖母-
2013 年 11 月 30 日
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美術館サイト:http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/
2013年11月30日(土)〜 2014年2月9日(日)
練馬区立美術館(練馬区貫井1-36-16)
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午前10時 ~ 午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日:月曜日
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展覧会の見どころ
銅版画家、渡辺千尋(1944-2009)は、1978年に銅版画と出会い、ビュランによる制作を始めました。1979年には「第47回日本版画協会展」に初出品、「日本版画協会奨励賞」を受賞し、以降、銅版画家として活躍、プラハ国立版画美術館に「《象の風景》シリーズ」が買い上げとなりました。
銅版画家としての活動の一方で、『ざくろの空―頓珍漢人形伝』(1994年、第1回蓮如賞受賞)などを著し、文筆家としても活躍。また、1996年には長崎県の高来郡有家町(現・南島原市)の依頼によって、16世紀末頃の銅版画とされる《セビリアの聖母》の復刻に着手。その道程を、『殉教の刻印』(2001年、第8回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞)としてまとめました。
この展覧会では、復刻の《セビリアの聖母》に焦点をあてながら、渡辺の画業を紹介します。
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