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生誕120年 宮芳平展-野の花として生くる。

2013 年 9 月 15 日 1,857 views No Comment

美術館サイト:http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/

2013年9月15日(日)〜 11月24日(日)

練馬区立美術館(練馬区貫井1-36-16)
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午前10時 ~ 午後6時(入館は午後5時30分まで)

休館日:月曜日(ただし10月14日、11月4日は開館、翌日休館)

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展覧会の見どころ
森鴎外の短編小説「天寵」の主人公M君のモデルとなった画家・宮芳平(1893~1971)を紹介する企画展。
宮芳平は新潟県魚沼に生まれ、理想の画家になるため東京美術学校に学びます。在学中の大正3(1914)年、第8回文展に自信作《椿》を出品するも落選、その理由を審査委員であった森鴎外に尋ねにいったことから二人の交流が始まりました。翌年の第9回文展にはアールヌーボーを取り入れた象徴派風の作品《海のメランコリー》が入選。
また、病床の中村彝のもとに通い絵をみてもらいながら、画家としての成功を夢見ますが、1923年に長野県諏訪高等女学校の美術教師の職を紹介してもらうと、諏訪に落ち着き、誠実に子供たちと風景を見つめ、生涯、市井の画家として絵を描き続けました。亡くなってから40年以上がたちますが、今でも教え子たちに愛され、熱心なファンを持つ知られざる画家です。
この展覧会は生誕120年を記念し、鴎外に愛され、生涯を野の花のように素朴に生きた宮芳平の画業の全貌を紹介し、油彩画のほか、素描、銅版画、ペン画など多彩な魅力に迫ります。


《関連書籍》

miya_book01
  野の花として生くる。―宮芳平画文集
¥ 2,940
miya_book02
  宮芳平自伝―森鴎外に愛された画学生M君の生涯
宮 芳平 (著), 堀切 正人 (編集)
¥ 1,890

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