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レストラン タガミ《アサヒビール大山崎山荘美術館周辺の素敵なお店》

2013 年 2 月 28 日 8,717 views No Comment

フレンチの技術、イタリアンの食材選び
大山崎のお野菜と水が輝く一皿を


採れたての新鮮なお野菜、繊細で彩りの豊かな一皿、地中海を思わせるおしゃれな白壁の店内。今回ご紹介するのは、そんな女性の“好き”が詰まった「Restaurant Tagami(レストラン タガミ)」です。いただけるのは、1つひとつのステップにこだわり抜いたフレンチの技術と、食材の鮮度を命と考えるイタリアンをミックスさせたオリジナルなお料理の数々。「フレンチの技術を使ってイタリアンのパスタを作ると、すっごい美味しいんですよ。」と言うオーナーシェフの田神啓充さん。実は、「大阪ヒルトンホテル」や「ウエスティンホテル」などの一流ホテルの厨房で修業を重ねられた経歴の持ち主なのです。2011年、かねてからの思いを叶えて地元・大山崎に「Restaurant Tagami」をオープンされました。
山崎といえば、綺麗な水や酒どころとして有名な町。天王山には「秀吉の道」と呼ばれるハイキングコースもあり、天下取りの物語を追うことができます。ふもとには、安藤忠雄建築の新館「地中の宝石箱」を備える「アサヒビール大山崎山荘美術館」も。芸術や歴史にふれる合間に、駅から好アクセスの「Restaurant Tagami」でランチをいただいてみるのもよいですね。

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“美味しさ”の基本は食べる人に合わせたテイスト
色と香りまで美味しい、女性のためのランチコース


おすすめは、平日限定で楽しめる「マダムランチ」(1980円)。オードブルに始まり、デザートまでちょっぴり贅沢に満喫できるコースです。さて、この日は「サーモンのエスカベッシュ オレンジドレッシング」で爽やかにスタート。
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大山崎の契約農家から仕入れた新鮮野菜が自慢のパスタ「桜えびと大山崎地野菜のぺペロンチーノ」は、運ばれてきた瞬間、立ち上る湯気の美味しそうな香りが食欲をそそる一皿です。
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続いて登場するメイン料理は、「金目鯛と帆立のポワレ リゾットとハーブサラダ添え」。肉厚でジューシーな帆立や金目鯛、大山崎のお野菜もさることながら、こちらのお料理で注目なのが香り豊かなバジルソース。大山崎で採れたエゴマの葉にバジルを合わせたソースなのですが、ここ大山崎はエゴマの産地として栄えた歴史があるのです。「Restaurant Tagami」から目と鼻の先、JR山崎駅とのちょうど中間辺りにある神社「離宮八幡宮」。日本の製油発祥の地と言われ、“エゴマの神様”と崇められているのだそう。シェフからそんなストーリーを伺いながら頂く食材は、美味しさもひとしおですね。
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お料理でお腹が満たされたら、「ローズヒップティーのジュレ・紅茶のパンナコッタ・パウンドケーキ・メープルアイスクリーム」の盛り合わせでティータイム。
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tagami06コーヒーにも一口サイズの白ゴマのクッキーがそっと添えられていて、食後のひと時が一層楽しくなります。全てのメニューは、食材の仕入れ状況によって決定。修業時代に培ったものはもちろん、本や他のお店のお料理を刺激に、日々レシピの研究を重ねられているのだとか。「1品たりとも気を抜かずに作っています!」と胸を張って断言される田神シェフ。そのこだわりは、「日本の歴史や文化が、食材選びや調理のベースになっていること」にもあると教えてくださいました。例えば、年配の方に提供するお料理なら大葉やネギ、わさびなどでちょっと和風っぽくアレンジ。「食べる人に合わせた微妙なテイストが、“おいしい”の基本だと思うんです」と田神シェフ。この思いと一工夫が、すんなりと舌に溶け込む美味しさの秘密のようです。


五感を楽しませてくれる美味しさ
「幸せを料理につめて」


「Restaurant Tagami」は対面式のオープンキッチンになっていて、ライトアップされたガラス張りの様子はショーウインドウのよう。「料理はライブなんです。香りだったり、ジューっていう音だったり、五感で味わっていただきたい」と田神シェフ。味覚以外の部分でも楽しんでいただきたいと、お客さんの誕生日にサプライズで音楽をかけてお祝いすることもあるのだそう。ホテル時代、初めて見た時に感動して始められたという“氷彫刻”もそうした思いが生んだ演出の1つ。なんと世界大会で入賞されたこともあるほどの腕前で、3~4mもある大きなものまで手がけられたというから驚きです。昨年企画された“中秋の名月”のイベントでは、白鳥の氷彫刻をライトアップして飾ったのだとか。お料理以外にも楽しみがあると、一層満たされた気持ちになりますね。
そんなこだわりの演出とお料理を、穏やかなムードの中で頂けるのが「Restaurant Tagami」の魅力。ランチタイムには、ご近所の主婦の方々がサービスに当たられているそうで、心のこもった笑顔がほっこりとした気持ちにさせてくれます。お店の壁に掛けられた額をよく見ると、丁寧に描かれた「Restaurant Tagami」の店先が。日本画家である常連の方が、ふいにプレゼントしてくださったのだそう。お客様との温かな交流が垣間見えます。また、駅からすぐという立地もあって、ハイキング途中の女性のお客さまがふっと立ち寄られることも。「お店はできるだけシンプルにしたんです。小物とかもかわいいものを置いて、女性の方に気軽に来ていただけるように」と田神シェフ。お店の雰囲気や演出を含め、「幸せを料理につめてお届けしている気持ち」なのだそう。美味しいものは人を幸せにしてくれる、そんな思いがじんわりと浮かんでくるレストランです。
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取材・文:國廣愛佳


tagami09Restaurant Tagami ‐レストラン タガミ‐
住所:京都府乙訓郡大山崎町大山崎竜光53‐1
(JR山崎駅より徒歩2分、阪急大山崎駅より徒歩3分) Google Map
電話:075-951‐5081
営業時間:Lunch 11:30~14:30(L.O)
     Cafe(土日のみ)14:30~18:00
     Dinner 18:00~22:00(L.O21:30)
定休日:月曜日、火曜日のディナータイム
席数:18席(団体は24名まで)、テラス席あり
駐車場:なし
URL:http://r-tagami.com


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