土偶・コスモス展
美術館サイト:http://miho.jp
2012年9月1日(土)〜 2012年12月9日(日)
※会期中展示替えあり
MIHO MUSEUM(滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300)
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午前10時 ~ 午後5時(入館は午後4時まで)
休館日:月曜日(9/17、10/8 は開館、9/18、10/9 は休館)
10組20名様にチケットプレゼント!<終了しました>
展覧会の見どころ
約1 万5000 年前から、1 万年以上もの長い期間続いた縄文時代に作られた土偶は、多彩で変化に富む造型、素朴で力強い表現が、近年注目を集めています。何らかの儀礼や祭祀に、呪術的な目的を持って作られたと考えられていますが、その実態はまだ謎に包まれたままです。
この展覧会では、奇跡的に完全な形で発見された「縄文のビーナス」と呼ばれる国宝土偶や、滋賀県東近江市の相谷熊原遺跡で2010年に発掘された、豊満な女性を思わせる日本最古級の相谷土偶などの重要な土偶
作品を網羅し、縄文文化の謎に迫ります。展示総数約320点(国宝3点、重要文化財21点を含む)のうち、土偶作品は北海道から九州に亘る全国約120カ所の遺跡から出土した約220点となり、関西で開催される過去最大規模の土偶展です。
内覧会にお邪魔しましたので一部ご紹介…
よくわかる年表。ないわけではないですが、やはり西日本からの出土は少ないそうです。
そして手前の土偶が西日本から出土したもののひとつ。滋賀県東近江市から出土した相谷(あいだに)土偶。
なんとBC11000年頃のものなんだとか。
土偶に顔がつくようになったのは、縄文時代中期以降だそうです。
ペンダントトップにしたくなるような!?土偶たち。
怪獣の原形のようにも思えます。
山梨県韮崎市の女夫石遺跡から出土した土偶や鉢など。
遺跡から西には山頂に奇岩が屹立する地蔵ヶ岳が望めて、
春分、秋分の日にはちょうど山頂に太陽が沈むそうです。
なんか可愛い「みみずく土偶」。千葉県銚子市の余山貝塚から出土。
遮光器土偶がいっぱい!
今でもそういう風習は残っていますが、縄文時代は奇数が特別な意味をもつ数字だったそうです。
だからこれも3本指。
川端康成も土偶に魅せられたひとり。
こんなに穏やかな顔をして写真に写ることはめったになかったそうです。
《関連書籍》
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土偶・コスモス MIHO MUSEUM (編集) ¥3,150 |
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