ドビュッシー生誕150周年記念アニヴァーサリーイベントに行ってきました。
8月22日はクロード・アシル・ドビュッシーの誕生日。
ということで、現在、ブリヂストン美術館で開催中の
『ドビュッシー、音楽と美術 ― 印象派と象徴派のあいだで』の関連イベントとしてドビュッシー生誕150周年記念アニヴァーサリーイベントが開催されました。
内容は下記のとおりで盛りだくさん!
・ドビュッシー、往時の音色 −ツァイト・フォト・サロン SP レコード・コレクション鑑賞会
・新畑泰秀氏(ブリヂストン美術館学芸課長)によるスライドトーク
・新倉瞳 ドビュッシー誕生日記念コンサート
私は、スライドトークから参加してきました。
何も知らなくても十分楽しめる展覧会ではありますが、
せっかくなのでドビュッシーと芸術家との交流や、時代背景を知ると面白さが俄然UPします。
公式サイトには「ドビュッシーを取り巻く人々」という相関図もありますし、
美術館では毎週水曜/金曜 15:00からギャラリートークも開催されているのでおススメです。
そして個人的に一番楽しみにしていた「新倉瞳 ドビュッシー誕生日記念コンサート」。
2009年の秋に練馬区立美術館で開催された『菅原健彦展』でコンサートを
されていたのを鑑賞して以来のファンです。
女性が大きなチェロを演奏する姿はカッコいいですね。しかも美人!
ピアニストは新倉さんの同級生で親友の柘植涼子さん。お二人のやりとりがとても微笑ましかったです。
ソロの時の新倉瞳さん。
プログラムは
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ドビュッシー:夢
ドビュッシー:花火(ピアノソロ)
カサド:無伴奏チェロ組曲第一楽章(チェロソロ)
サン=サーンス:白鳥
フォーレ:エレジー
ドビュッシー:チェロソナタ
コンサート終了後は、特別内覧会もありゆっくり観賞させていただきました。
ドビュッシーの支援者でもあった、裕福な画家アンリ・ルロールの作品《肘掛け椅子のある室内》。
ハンマースホイの作品を連想してしまいました。
アンリ・ルロールの娘2人はとっても美人だったらしく、
色々な芸術家のモデルになっています。ルノワールもその一人。
ドビュッシーの愛蔵品のひとつ、《眠る中国人のいるインク壺》
その他、「アール・ヌーヴォーとジャポニスム」の章に展示されている作品は
『KATAGAMI Style』展ともリンクするようで楽しめました。
そして、当日はお誕生日だということでケーキまで用意されていました!
見た目も素敵ですが、味もおいしかったです♡
編集部:森 優子
コンサートも展示作品もケーキもいいですね!なんて素敵な企画なんでしょう!
コンサートの演目を父のCDコレクションの中から探して聴いてみたいと思います。
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