南インド料理 ダクシン《ブリヂストン美術館周辺の素敵なお店》
2012 年 1 月 30 日
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薬膳効果のある南インドのアユール料理で、
めくるめくスパイスワールドにはまる!
京橋駅から約1分。八重洲ブックセンターすぐ裏のモダンなビルの地下に店を構える「ダクシン」。
ダクシンとはサンスクリット語で「南」という意味だそう。開店当時日本ではまだ馴染みの少なかった南インドの料理を、沢山の方に知っていただきたいという思いを込めて名付けたと、オーナーのラターさんが教えてくださいました。
普段私達がよく食べているナンとカレーのインド料理は、ほとんどが北インドの料理なのだとか。両者の違いは、北は小麦粉を主食として乳製品やチーズ・バターを多く使うのに対して、南はお米が主食のあっさりした料理が多いこと。油やバターは控えめで野菜や豆・魚を多く使い、低カロリーなのが南インド料理の特徴だそうです。
さらにダクシンではスパイスを多用した薬膳効果の高い伝統のアユール料理を採り入れ、美味しく食べて体の内側からもキレイと健康を手に入れられるというのが嬉しいですね!
インドの巨大クレープ、ドーサを初体験。
5つ星のトップシェフが作る伝統料理の数々。
まずメニューの多さに驚かされます。主食のパンとライスだけでも20種類以上、スープにサラダ、珍しいおつまみ(おかず)の数々…、内容を理解するのにしばしメニューと格闘。カレーは常時20種類ほどがメニューの載り、100種類近くもバリエーションがあるというから驚きです。
ランチではその中から日替わりの数種類が選べるのですが、毎日通ってもまず同じ組み合わせはないそうです。
さっそく、巨大なドーサの入ったランチを初体験してみました。

ランチミルズ 1,200円
ドーサとはインドのクレープのこと。ナンよりも軽く、ほんのり甘みがあってそのまま食べても美味しい。
ドーサにはチャトニーと呼ばれるココナッツソースを添えて、カレーは日替わりの中から2種類(ほうれん草と豆のカレー、魚のカレー)をチョイス、南インドを代表する定番のサンバル(豆カレー)とラッサム(スープカレー)が2種類ついて、合計4種の味が楽しめます。おつまみも日替わりで、この日は玉子のフリッターとパパドと呼ばれる米と豆でできたおせんべいでした。

これだけの豊富なメニューと手の込んだ料理が用意できるのは、5つ星のレストランで修行を積んだインド人のトップシェフの腕があるからだそうです。落ち着いた大人の雰囲気の店内もアート鑑賞の余韻を楽しむのにぴったり。
夜は珍しいインドのワインやビールを片手におつまみを楽しむのもお勧めです。ナンとカレーだけじゃない、奥深いインド料理の世界に迷い込んでみませんか?
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マサラティ 目の前で泡立てのパフォーマンスあり! | 映画「アバター」のモデルといわれている神の化身 |
<ランチメニュー 平日>
●本日のカレー 950円
本日のカレー3種、または本日のカレーからお好みの2種+おつまみ、フレッシュサラダ・ナンまたはバトゥラ+ライス
●一種類カレー 850円 本日のカレーからお好みの1種、フレッシュサラダ・ナンまたはバトゥラ+ライス
●ランチミルズ 1,200円 本日のカレーからお好みの2種+おつまみ、サンバル、ラッサム、パパド、フレッシュサラダ、ライス+プーリまたはライス+ドーサ またはナン
<土日祝日>
●ダクシンミールズ 1,550円
2種カレー、おつまみ、サンバル、ラッサム、パパド、サラダ、バスマティライスとチャパッテ 日本米に変更できます。
●ダクシンマサラドーサ 1,650円
じゃがいもを包んだパリパリクレープ。レモンライス、チキンチキン65(鶏肉の南インド唐揚げ)、サンバル(カレー)とチャトニー(ココナッツ ミントソース)。
●チキン・ビリヤニ 1,650円
スパイシーチキンを南インド風に混ぜたご飯。茄子カレーとヨーグルトサラダ付き。

スパイスの香りが素晴らしい!チキンビリヤニ
“香りの女王”と呼ばれるバスマティライス使用
※ラッシー、マサラティ、マドラスコーヒー、ジュースなどの飲み物は350円から
取材・文:稲垣栄里

東京都中央区八重洲2-5-12 プレリービルB1 Google Map
電話:03-6225-2640
平日
ランチ/11:00 ~ 15:00(LO 14:30)
ディナー/17:30 ~ 23:00(LO 22:00)
土・日・祝
ランチ/11:00 ~ 15:00(LO 14:30)
ディナー/17:30 ~ 22:00(LO 21:00)
URL:http://www.dakshin.jp/
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