磯江 毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才
2011 年 10 月 22 日
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美術館サイト:http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-11842.htm
2011年10月22日(土)〜 2010年12月18日(日)
奈良県立美術館(奈良市登大路町10-6)
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午前9時 ~ 午後5時(金・土曜日は午後7時まで) ※入館は閉館の30分前まで
休館日:11月14日、21日、28日、12月5日、12日
奈良県立美術館周辺の素敵なお店
展覧会の見どころ
磯江毅(つよし)(1954-2007)は大阪に生まれ、大阪市立工芸高等学校を卒業後まもなく単身でスペインに渡り、30年余りの長きにわたる滞西の間に油彩による写実絵画を探求しました。彼のリアリズム表現は、文字通り事物の細部まで深く入り込んで具象的に描ききるだけでなく、現実世界が内包する神秘的なものまで捉えようとしているような精神の深まりを感じさせます。その根底には生死をかかえこむ生きものへの深い洞察と諦観が見て取れるのです。
現代写実絵画に鮮烈な痕跡を残した磯江毅の没後初となる本格的な回顧展として、磯江の初期から絶作までの代表作約80点を一堂に集め、彼の芸術の軌跡をたどるとともに、その稀有な画業を追想する展覧会。
また、特別出品として今年新たに発見された画家の原点ともいえるデッサン約100点が展示されるのも見どころのひとつです(展示替えあり)。
《関連書籍》
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磯江毅 写実考──Gustavo ISOE’s Works 1974-2007 磯江毅 (著) |
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Antonio Lopez Garcia Cheryl Brutvan (著), Miguel Fernandez-Cid (寄稿) ¥ 2000 |
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