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韻松亭《上野の美術館周辺の素敵なお店》

2011 年 2 月 27 日 12,856 views No Comment

創業明治8年、上野公園の歴史を語る名亭のランチ

「知っていることをみんなに自慢したくなる店」というのが誰にもあると思いますが、こちら韻松亭はまさにそんな一軒。創業は明治8年。
明治政府の命により、上野全山に広がる大寺院だった徳川家の菩提寺・寛永寺が縮小されて、公園となったのが現在の上野公園です。その公園を訪れる人々のために開かれた飲食施設の一つが韻松亭でした。寛永寺の鐘楼だけが飛び地となって韻松亭の隣に置かれたことから、「鐘は上野か浅草か」と詠われた鐘が「松に韻(ひび)く」さまを愛でた当時の博物館館長が“韻松亭”と名付けたそうです。
130有余年の歴史の中では日本画家の横山大観がオーナーだったこともあるという由緒ある料亭。こちらでいただく至福のランチをご紹介します。

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1階カウンター席 韻松亭玄関


四季折々の自然の中でいただくお豆富料理と会席料理。

お勧めのポイントは、上野の杜の豊かな自然の中でお食事が楽しめる最高のロケーションでしょう。
小さな個室から、カウンター席、団体様用の大きなお座敷まで、タイプ別にいくつもあるお部屋からは四季折々の自然が楽しめ、用途に合わせて様々な使い方ができるのも魅力です。
1階の全面ガラス張りのカウンター席からは桜の大樹や木々の緑が、不忍池を見下ろす2階席からは梅や桜が手に取れるほどの近さに眺められます。

2階座敷

2階座敷:一幅の絵を見るような窓からの眺め。満開の梅と、左の枝は桜。


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お料理の方ももちろん素晴らしい!の一言。
豆富や湯波・お豆の料理を中心に新鮮な食材をふんだんに使った季節の会席料理がいただけます。豆富・湯波は100%国産の大豆「タチナガハ」を使用し、その日の分だけ全て自社工房で手作りしているというこだわりよう。一つの御前に20品目以上は入っているのではと思われるほど彩りが豊かでヘルシーなのも女性に人気の理由でしょう。
花籠や茶つぼを使った盛り付けの演出も美しく、運ばれてきた途端にあちこちのお席で思わず「わぁっ」と小さな歓声があがるほど。取材日は2月でしたので節分に因んで“五色豆”が添えられていたのが印象的でした。
しかも嬉しいことに御飯と赤出はおかわり自由です。花籠膳についてくる豆御飯(煎り大豆を炊き込んだもの)は、ほのかな塩気とお豆の旨みが、もっちりとしたご飯によく合って本当に美味しいんですよ。
女性の方でもおかわりされる方が多いという人気の品です。

花籠膳<月>

花籠膳<月> 2,600円(花籠・茶碗蒸し・豆御飯・赤出・焼物・麩万頭)
※花籠膳<雪>(花籠・茶碗蒸し・豆御飯・赤出)1,890円もございます。


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茶つぼ三段弁当 1,680円(御飯・赤出) よもぎ麩万頭とおから茶


お店の方の行き届いたサービスも気持ちよく、吟味された素材で手間暇かけて作られた美味しいお料理をいただく幸せ…。
夜は季節の会席料理の他、名物「鳥すき焼コース」も人気です。
上野周辺の美術館・芸術鑑賞の帰りにぜひお立ち寄りいただきたいお勧めのお店です。 


取材・文:稲垣栄里


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東京都台東区上野公園4-59 Google Map
JR上野駅 公園口下車より徒歩3分  京成上野駅 池之端口より徒歩5分
電話:03-3821-8126
時間:昼 11時~17時(L.O. 16時) 
   夜 17時~23時(L.O. 22時)
   【祝日】夜 17時~22時(L.O. 21時) 
休み:年末年始を除く年中無休
URL:http://www.innsyoutei.jp/




※お昼の席のご予約は「花籠膳<月>2,600円」からになりますのでご注意ください。
※席の予約は2名から80名様まで 
桜の季節は混雑が予想されますのでご予約の確認をお願いします。
※駐車場は完備しておりません。

東京都美術館で現在開催中の展覧会は『ターナー展』

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