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Articles Archive for 4月 2012

終了した展覧会, 関東 »

[2012 年 4 月 28 日 | No Comment | 2,469 views]
開館5周年 アメリカ美術を変えた日本人 国吉康雄展

美術館サイト:http://www.yokosuka-moa.jp/

2012年4月28日(土)〜 2012年7月8日(日)

横須賀美術館(横須賀市鴨居4-1)
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午前10時 ~ 午後6時

休館日:6月4日(月)、7月2日(月)

5組10名様にチケットプレゼント!<終了しました>

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終了した展覧会, 関東 »

[2012 年 4 月 28 日 | No Comment | 2,197 views]
FLOWERSCAPES フラワースケープ ―画家たちと旅する花の世界

美術館サイト:http://kawamura-museum.dic.co.jp/

2012年4月28日(土)〜 2012年7月22日(日)

DIC 川村記念美術館(千葉県佐倉市坂戸631番地)
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午前9時30分 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日:月曜日(ただし7/16は開館)、7/17(火)

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美術館周辺の素敵なお店, 関東 »

[2012 年 4 月 27 日 | No Comment | 4,197 views]
中華香彩 JASMINE(ジャスミン) 《山種美術館周辺の素敵なお店》

グランドハイアット出身の若手シェフが作る、
伝統と創造を大切にした本格中国家庭料理。


広尾駅からも恵比寿駅からも徒歩8分、広尾一丁目交差点近くの明治通り沿いにあるこちらのお店。
オープンは2011年とニューフェイスながら、すでに地元の人を中心に賑わう人気の店になっているようです。料理長の山口祐介さんはグランドハイアット東京「チャイナルーム」出身で、香港、杭州、北京、上海等のホテルや専門店で腕を磨いた実力派。中学生の時に出会った東坡肉(トンポウロウ)から中華にはまり、以来中華料理にまっしぐら。今でも中国各地を旅行しながら郷土料理の研究と自身の味を探求し続けている熱血派です。
「伝統的な技法を大切にしながら、上海料理、四川料理という枠にとらわれず、本当に召し上がって頂きたいもの、日本のお客様にご紹介したいお料理を中心にメニューを揃えています。」
一品一品に心のこもったサービスを心がけているという自慢のお料理をいただいてきました。

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美術館周辺の素敵なお店, 関西 »

[2012 年 4 月 27 日 | No Comment | 4,360 views]
PIZZERIA di Napoli Béne béne《香雪美術館周辺の素敵なお店》

モチモチした食感が◎
本場ナポリの味を満喫


昭和初期から財界人や文化人が集まる高級住宅地として知られる御影には、香雪美術館をはじめ、個人の収集家が開設した美術館が多く点在しています。御影を訪れた際は、美術館をハシゴするもよし、閑静な住宅地の風情とマッチする街そのものの雰囲気を楽しみながら散歩するのもおすすめですよ。
さて今回、香雪美術館後のお立ち寄りスポットとしてご紹介するのは、阪急御影駅から南へ、山手幹線沿いを神戸方面へ歩いて約8分のロケーションにあるピッツェリア「ベーネベーネ」です。御影にいながらにして、本格的なナポリピッツァが食べられるとあっては、訪れないわけにはいきません!

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小平信行, 展覧会レビュー, 関東 »

[2012 年 4 月 27 日 | No Comment | 4,552 views]
青銅器文明と「倣古(ほうこ)」《悠久の美 ―唐物茶陶から青銅器まで  レビュー》

それにしてもなぜここまで文様で覆い尽くすのだろうか。虎や蛇、フクロウといった実在の動物から龍や鳳凰などの想像上の動物、それに唐草文様や幾何学的な図形まで見るものをたじろがせるような文様の洪水だ。中には器の形がふくろうや怪獣の顔になってしまったものもある。今から3000年近く前、日本ではまだ縄文時代だった頃の古代中国では、精緻で奇妙な文様に彩られた青銅器文明が栄えていた。

青銅器は主に豪族など地域の支配者の墓などから発掘されたものが多かったため酒や肉などの神への捧げものを入れる器として作られていたらしい。神々への供物を守ってもらうために、わざと恐ろしげな文様を青銅器に刻んだのではないかとも言われている。

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上田祥悟, 展覧会レビュー, 関西 »

[2012 年 4 月 27 日 | No Comment | 3,444 views]
光琳にまねぶ 《酒井抱一と江戸琳派の全貌 レビュー》

伝統的な大和絵の流れを汲みつつ、雅で装飾性豊かな「琳派」の表現は安土・桃山時代の末に活躍した俵屋宗達、本阿弥光悦らによって生み出された。その様式は後に登場した尾形光琳、尾形乾山らによって大成され、絵画を中心として書や工芸の分野にも大きな影響を与えた。江戸時代の後期に活躍した酒井抱一は京都を中心に発展していた琳派の様式に強く憧れ、その様式を学んでいく過程で江戸に特有な粋で洒落た美意識や叙情性を取り入れて「江戸琳派」と呼ばれる新様式を確立させた。

細見美術館で開催中の《酒井抱一と江戸琳派の全貌》では酒井抱一とその後継者たちの作品が前期・中期・後期に分かれて展示され、江戸琳派の起こりと活動の軌跡を見ることができる。その一方で、出品作品の中には抱一が手掛けた浮世絵や仏画など、琳派の枠には収まりきらないものもあり、通常の琳派に関する展覧会とは一味違った、抱一の多岐にわたる制作活動の実態を知ることができる展示内容となっている。 (続きを読む…)

展覧会レビュー, 浅井佑太, 関西 »

[2012 年 4 月 27 日 | No Comment | 4,215 views]
芸術は世界を変えることができるか?《村山知義の宇宙 レビュー》

20世紀前半に活躍した日本人画家の作品を見たとき、どう反応してよいか分からないことがしばしばある。ひとつひとつの作品から受ける印象は悪くない。どれも力作であることは疑いようはないし、色使いや構成の巧みさからも、作家の技量の高さを窺い知ることができる。しかしどうにも釈然としないのは、彼らの作品にはどこか既視感がつきまとっていることだ。そしてそうした既視感の正体は大抵の場合、彼らが時代に先駆けて吸収してきた西欧の前衛芸術に由来することが多い。確かに彼らの作品が日本の前衛芸術運動の中で果たしてきた役割は、動かしがたいものなのだろう。しかしそうした痕跡を作品の中に目にするたびに、彼らの作品を手放しで賞賛していいものなのだろうかと、心の奥底でふっと疑念が浮かび上がるのである。

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