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Articles Archive for 11月 2010

美術館周辺の素敵なお店, 関東 »

[2010 年 11 月 29 日 | One Comment | 6,618 views]
薬膳レストラン 10ZEN(ジュウゼン)《原美術館周辺の素敵なお店》

漢方ミュージアム内にある、おしゃれな薬膳レストラン。

「食べる=美+健康」をコンセプトに、2004年9月に開業したこちらのレストラン。
カジュアルな雰囲気の中、気軽に本格的な薬膳料理が味わえるとあって、
女性客を中心に連日多くのお客様でにぎわっています。
人気の秘密はまず体に良いこと!
そして厳選された素材の美味しさです。 (続きを読む…)

美術館周辺の素敵なお店, 関西 »

[2010 年 11 月 29 日 | No Comment | 4,560 views]
ブルワリービレッジ長寿蔵《伊丹市立美術館周辺の素敵なお店》

古い蔵の趣を残した“和製ビアホール”

伊丹市立美術館から南へ、少し歩くと行き当たるのが「伊丹酒蔵通り」。
長屋を再現した飲食店舗などが連なる通りは、
かつて酒蔵が点在した“清酒発祥の地”にふさわしい風情が漂います。
中でも、酒蔵通りのシンボル的存在となっているのが、『ブルワリービレッジ長寿蔵』です。
創業460年、日本の酒造メーカーの中でも最古の歴史を誇る
小西酒造が手がけるレストランとして、15年前にオープン。
以来、地元はもちろん、週末ともなれば美術館やホールを訪れた帰りの人々でにぎわいます。
元酒蔵を活用したフロアは、太い柱や梁をそのまま残した、開放感たっぷりの空間。
入口付近にビールの醸造設備も備え、まさに「和製ビアホール」といった趣です。 (続きを読む…)

展覧会レビュー, 桑原俊介, 関東 »

[2010 年 11 月 29 日 | No Comment | 4,163 views]
《東京アートミーティング トランスフォーメーション レビュー》

Formという西洋語は、古代から、目に見える「形」だけでなく、事物の「本質」という意味を持ち合わせていた。神が土の塊に「形」を与えることで人間を創造したように、あらゆる事物は、物質(materia質料)に形(forma形相)が与えられることで初めて成立する。であるならば、モノの「形」が変わることは、その「本質」が変わることを意味する。トランスフォーメーション、つまり形(Form)を超える(Trans-)こととは、自らの「本質」を超えることを意味するのだ。そこで乗り超えられるのは、動物と人間、男と女、人間と機械といった異種間の差異であり、野蛮と文明、自然と社会、現実と虚構、過去と未来といった社会的/意味論的な差異でもある。トランスフォーメーション(変身・変容)は、様々な時代の人々によって様々に解釈され、様々な不安や希望を伴いながら、様々なメタファを通じて表現/表象されてゆく。トランスフォーメーションという主題そのものが様々にトランスフォームしてゆく展覧会において、見る者はその変容に身を任せるか、それともそこに、変容しない何かを見出すか。 (続きを読む…)

小平信行, 展覧会レビュー, 関東 »

[2010 年 11 月 29 日 | 2 Comments | 5,643 views]
写真を否定する写真家?《鈴木清写真展 レビュー》

最近見た一枚の写真が忘れられない。世界報道写真展で2010年の大賞に輝いたイタリアの写真家ピエトロ・マストゥルツォが09年6月にテヘランで撮影した写真だ。

ビルの屋上にたつ一人の女。口に手をかざし何かを叫んでいる。すぐ下の階の窓は明るく輝き、屋上には夕暮れがせまっている何気ない写真だ。実はこの写真が撮影された直前イランでは大統領選挙が行われていた。この選挙をめぐっては様々な不正が行われていたといい、日中は激しい抗議行動が繰り広げられていたという。夜になり通りに人影が消える頃、今度は住人が自分のアパートの屋上にあがり、抗議を続けていた。「独裁者に死を」「アラー・アクバル(神は偉大なり)」の叫びが街中に響き渡っていたという。おそらく向かいのビルから撮影された一枚であろう。叫ぶ女の姿は点のように小さくしか写っていないが、なぜか悲壮感が伝わってくる。屋上にぽつんと立つ女のしぐさが、窓辺の明るさとそれとは対照的な夕暮時のひんやりとした空気感によって強調され、写真ではもちろん伝わってこないはずの叫び声があたかも街中に響き渡っているかの様子がとらえられている。視覚に訴えてしかいないはずの一枚の写真が、実は聴覚的な情報さえも伝えてきていることに驚かされる。戦場での激しい戦いのシーンでもなく、大自然のスペクタクルでもなく、地味な一枚の写真だが、写真本来の事実を記録し多くの人に伝えるという力をまざまざとみせつける典型的な報道写真の一枚だ。 (続きを読む…)

吉田卓爾, 展覧会レビュー, 関西 »

[2010 年 11 月 29 日 | No Comment | 5,101 views]
『リアリズム』という名の芸術《オットー・ディックスの版画 レビュー》

本サイトを訪れる方々、このレビューを読んでいる方々はきっと、美術や芸術が好きで、自分とは違ったモノの見方や考え方に対して、批判的な姿勢は持ちながらも柔軟に興味を持つような方々が多いのではないだろうか。そういう美術や芸術への思いに支えられているからこそ、筆者は足りない頭をひねりながら、できるだけ多くの人に伝わるようにしようと心掛けながらも、自分の思ったことをそのまま主観的に述べることができている。もしかすると、今述べたことは美術や芸術が持つ本質の一つかもしれない。しかし、魔術的レアリスムとも称されるオットー・ディックスの作品には、決して主観では語ることのできない「現実」がある。そんな、ディックスの作品の性格をよく示しているのが、「物事には一切のコメントは不要だ。私にとっては、その物と向き合うことの方が、それについて語るよりよほど重要だ。私は視覚の人間であって、哲学者ではない。だから私の絵画では、なにが現実で、なにが真実として語られるべきかを示し続ける。」というディックス自身の言葉である。主観的な意見を交えることなくディックスの作品について述べる術など筆者にはないが、ディックスの作品についてできる限り丁寧に記述していくことで、いわゆる美術や芸術とは少し異なった側面を持つディックスの作品の性格について考えてみたい。 (続きを読む…)

終了した展覧会 »

[2010 年 11 月 27 日 | No Comment | 2,624 views]
ウフィツィ美術館 自画像コレクション 巨匠たちの「秘めた素顔」1664-2010

公式サイト:http://www.asahi.com/event/uffizi/

2010年11月27日(土)〜 2011年2月20日(日)

国立国際美術館(大阪市北区 中之島4-2-55)
Google Map

午前10時 ~ 午後5時、金曜日は午後7時まで(入館は閉館の30分前まで)

休館日:月曜日 
<ただし、2011年1月10日(月・祝)は開館、1月11日(火)は休館、12月27日(月)から1月4日(火)は年末年始のため休館>

国立国際美術館周辺の素敵なお店

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