Articles in the もっと知りたい!展覧会 Category
もっと知りたい!展覧会, 編集部日記 »

9月24日(土)まで大阪、江戸堀にあるThe Third Gallery Ayaで開催中の
桑島秀樹個展『Parallax-内在する視差-』
東京、浅草橋にあるレントゲンヴェルケでガラスを構成した写真作品《The World》を発表されている桑島秀樹さんですが、出身地、大阪ではほぼ初めてと言ってもいい個展です。
営業写真館を営んでおられる桑島さんのお父様がまだお若い頃に撮影された写真をベースに、幼い頃の桑島さんの視線、そして今の桑島さんの視線が多重露光という形で写し込まれています。
Parallax(パララックス)とは写真用語でファインダーの視野と実際撮影される範囲とのズレのことを言います。桑島さんのステートメントを読むと何故この作品がパララックスと名付けられたのかがよくわかります。 (続きを読む…)
もっと知りたい!展覧会 »

昨年の3月から東京都写真美術館、豊田市美術館、広島市現代美術館と巡回してきた『森村泰昌 なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術』がようやく地元関西の兵庫県立美術館で開催中であります(ホンマは大阪でやらなあかんのちゃうの?というツッコミもいれつつ・・・)。
2月26日(土)にはやなぎみわさんとの対談イベントが行われたのですが、すごい人でした!私はのんびり12時すぎに美術館に到着したのですが(対談は14時から)、なんと整理券配布開始11時すぎには既に定員に達してしまったようです。えー、がっかりと思っていたら、別の部屋で中継を流してくれるというではありませんか!美術館側の対応に感謝です。結局そのサテライトの会場にも立ち見客が出るほど盛況でした。
その対談をちょっとまとめてみました。
(続きを読む…)
もっと知りたい!展覧会, 内覧会レポート »

大阪市立東洋陶磁美術館では2011年2月13日(日)まで『ルーシー・リー展』が開催中です。
関西方面の方はもう行かれましたでしょうか?
必見のこの展覧会、会場風景を一部ご紹介…
難しいことは考えずとも、目の前の器を見ればその美しさに自然と気分が良くなってきます。
(続きを読む…)
もっと知りたい!展覧会 »

法然上人八百年御忌奉賛 特別展「五百羅漢―増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信」の
記者発表会に行ってきました。
記者発表会は江戸時代、徳川家の菩提寺であった浄土宗大本山、増上寺で行われました。
(続きを読む…)
もっと知りたい!展覧会, 編集部日記 »

西宮市大谷記念美術館で開催中の
『アフリカの仮面と美術 −生命と創造の大地−』に行ってきました。
この展覧会、プレスリリースをいただいた時から
すごく楽しみにしていたのですが、
期待に違わずおもしろい展覧会でした!
下関市立美術館で昨年開催されていた展覧会をご覧になった西宮市大谷記念美術館の学芸課長が
おもしろい展覧会なので是非うちでも、ということで実現したそうです。
そのおもしろさは写真を見ていただくのが一番だと思いますので一部をご紹介・・・ (続きを読む…)
もっと知りたい!展覧会, インタビュー »

主に女性をモデルとし、特殊メイクやセットをもちいた物語性の強い作品において「現実と虚構」、「若さと老い」、「美しさと醜さ」、「善と悪」など、あらゆる二元的価値を混交・倒錯させ、人間の生そのものについての探求をおこなってきた美術作家・やなぎみわさん。
ときに清々しく、ときにグロテスクだが、常にしなやかな美的感覚に裏打ちされた独特の世界観は国内外で高い評価を受け、昨年のヴェネチア・ビエンナーレでは、日本館代表として出展し、多くの反響を呼んだ。
2010年10月30日(土)より始まる舞台芸術の祭典「フェスティバル /トーキョー 10」で、『カフェ・ロッテンマイヤー』というカフェのプロデュースと演劇を手がけることとなったやなぎさんに、まさにその準備真っ最中のスタジオにてお話を伺った。
(続きを読む…)
もっと知りたい!展覧会, 内覧会レポート »

大阪・中之島の国立国際美術館で開催中の『マン・レイ展 知られざる創作の秘密』。
東京の国立新美術館からの巡回展です。
展覧会の入口には大きく引き延ばされたマン・レイのセルフポートレイトが。
マン・レイは1890年生まれなのでこのとき34歳ですね。 (続きを読む…)